Works導入事例

バーチャル工場見学ツアー|近畿工業さま

バーチャルツアー(VRツアー)のアレコレ編が続いていますが・・・
今回は、ほかの記事でも見かけることが多いのですが、「バーチャルツアーの制作ソフト」について、バックリと、他の記事とは視点をなるべく変えて書いてみたいと思います!

バーチャルツアー(VRツアー)を制作する方法

こちらでも何度が書かせて頂いておりますが、大きく分けると2パターンです

  • 簡単に自分で撮って・自分で作れる方法
    代表例は、リコーさんのシータビズなどですね
    ワンショット型の360°カメラを使った制作が多く、キレイな写真が必要な分野では避けられそうなイメージがあります
    実は、ファイルサイズを整えることでデジタル一眼レフの綺麗な写真で作ることもできます
    シータビズ以外でも、国内・海外を合わせるといくつかのサービスがあります
  • バーチャルツアーやVRツアーのソフトが使える制作会社に依頼して作って貰う方法
    制作会社の中には、シータビズほかのサービスで制作代行みたいなところもあります
    あるいは、happyPanoと同じように専用のソフトウェアを用いて制作するところもあります
    専用のソフトウェアも有名で代表的なものは3点ほどかな?と思います
  • マーターポート
    数年前から見かけることが増えました
    多いパターンは、専用撮影機材を購入して撮影を行い、あとは、自分でボタンなどを足していくものです
    専用機材が、それなりに高いのでバーチャルツアーやVRツアーの制作会社に任せることが多いけど、簡単に自分で撮って・自分で作れる方法と同じといった位置づけかと思います
    ところで、低価格なコースならInsta360xやリコーさんのシータでマーターポートできますね
    ちゃんと、グリグリ、鳥観3D表示です

ほか、実は、小規模なものなら無料でサクサク制作できるサイトもあります
サクッと検索でひっかかることがない感じなので書きません
時間をかけて、いろいろと、ググって調べていたら、その内、ひっかかるでしょう
筆者的にも、仕事的にも、無料で便利なサービスを記事にしても問い合わせが来ても困るのでー

バーチャルツアー(VRツアー)はソフトを使うべきなのか?

筆者的には、ながーいレシートがあったとして、合計や平均を割り出すのに電卓を使うのか?EXCELを使うのか?のような比較になります

おそらく、最初は意味不明なことが多いのですが、ソフトを使った方が楽に作業ができるようになります
うーん、たとえば、写真の順番を入れ替えるのも、コードの カット アンド ペースト で終わりですしね!
ワードプレスのブロックをマウスでドラッグするなら、コードをコピペで終わらせた方が早いのは・・・ホームページと同じような感覚ですね
ただ、ボチボチですが、割と簡単に制作できるソフトで作っているなーというツアーも増えて来ています

上にあげた「簡単に自分で撮って・自分で作れる方法」で問題になるのは、毎月の支払いが重荷になって来たので・・・というときです
バーチャルツアーをダウンロードできるサービスもあるかもしれませんが、それを改造して自社のホームページで再利用することができるのかどうか分かりません

happyPanoでは対応できないというものは、たとえば、ワンルームマンションなど、情報の入替を頻繁に行われる場合に、自分で撮って載せるだけという機能です
専任者がいれば、簡単なバーチャルツアーを作って、ホームページへの掲載まで数時間もかからない作業でしょう

あと、簡単に制作できるサービスの場合、見た目も機能も同じになってしまうという点もひっかかる方がいると思います
よくあるパターンは、いちいち、ボタンを押さないとダメという点もあります
たとえば、ここ絶対!という部分やガイドには、ボタンを押すんじゃなくて、ずっと表示をさせておきたいとかありますよねー
写真のポップアップ一つにしても、さまざまな表示方法があるのは、ホームページなどと同じです

結局は、視聴して頂ける方の要求を満たす・魅力を届けるという方法は、何時の時代にも大きな課題になっていると思います
その点が、「簡単に自分で撮って・自分で作れる方法」では実現が難しいのでは?と思います

バーチャルツアーのソフトだけの比較は哀しいのでー

なぜか、デジタル一眼レフと魚眼(広角レンズなど)で撮って作るのキッチリ派が減って来ている気がします
まぁ、機材がいいからキレイとか品質が高いとか言えるものではありませんが、少なくとも、ちゃんと技術を持っていたら、ワンショット360°カメラには勝ると思います

昔は、ちゃんと撮っていたのに、最近は、ワンショット360°カメラじゃん?とか
happyPanoでは、そこにも技術が詰まっているので、360°カメラで撮っても・デジタル一眼レフで撮っても、さほど、制作に必要になる時間は変わりません
場合によっては、360°カメラ特有の傾きが出たのを補正したり、色が変になっている画像を整えたりする方が、余計に手間暇かかっちゃいます

360°カメラも性能があがっているので、適度に、いい感じで明るいところなら分かり難くなりました
ただし、この適度に、いい感じの撮影条件はとても稀です
10のお客様を訪問して50撮ったとして、5~10程度です
何を見れば分かり易いかといえば、青空とか夜間の360°写真ですかねー
ほぼ、確実に、ワンショット360°カメラは、空の色が妙に青々しくて、拡大するとザラザラというのが多いです(これは、仕様的なものだと思います)
夜は言うまでもなく・・・

静止画になると、まだまだ、デジタル一眼レフが強いですね

結局は、あなたに寄り添うサービスかどうか?

happyPanoの運営会社は、もともとが(今もです)、企業戦略(販売戦略など)を得意としているコンサルティング会社です

例えば、お客様がバーチャルツアーの導入を決めていたとしても、何をもって・何をどうしたいのか?を明確にしてゆかなければ、結局は、着地点が定まらず、ダラダラとなり、お金の垂れ流しになってしまう可能性が生じます

バーチャルツアー(VRツアー)で何ができて、どういうことをすれば、あなたの要望が叶えられる可能性が上がるのか?は、あなたにも見えない部分があるかもしれません
バーチャルツアー(VRツアー)で、いくら美しい写真や動画を納めようが、その為に、それなりのお金を割いても、ただ、それだけなら美術館でなければ意味がないと思います
(海外では美術館系のバーチャルツアーは多いですね!)

ちなみに、happyPanoの中は、運営部門(主に、企画営業部門)と制作部門(主に、撮影・制作部門)で仲はよいのですが、お互いに、意見を語り合う?言い合う?ことも多いです!
運営部門は簡単にできる思っていたことが、制作部門は無理ゲーやんwっという状態であったりー、
その逆もしかり・・・

でなければ、いいサービス・いい発展はできませんよね!


っというわけで、前置きが長くなってしまいましたが、「近畿工業さまのバーチャルツアー概要」にはいらせて頂きますね

ポイント:

  • ツアーデザイン
    VREXPOのデザイン初期型です
  • 構内の写真補正
    もちろん、いつも通り?に、リアル×美しくの補正のみー
    工場の中は、写真で仕上げると暗く見えてしまうので、そこは、補正しています!

近畿工業さまの表側からは想像できない中の広さ
筆者は足を踏み込んだ瞬間、「うわー、広っ!」というのが第一印象でした
構内の通路に所狭しと設置された製造装置やロボット・・・
おそらく、みなさんがご想像する “The Factory !” という感じです
ぜひ、ゆっくりとご視聴頂けたらと思いますー


happyPanoは、別プロダクトの主要コンテンツとしてもVRやバーチャルツアー(パノラマツアー)を制作しています。
一番大きいのは、VREXPOです。

▶ LINK: https://vrexpo.jp

エムピーストラテジ(happyPano運営)が、2020年からはじめたプロジェクトです。
お陰様で、2025大阪関西万博へ出展させて頂ける運びとなっております。
https://vrexpo.jp/pressroom/2024/06/11/osaka-kansai-expo-osaka-pavilion-exhibition-information/

パノラマツアーの制作では、町工場向けをどうするのか?っという部分の試作的な要素から入らせて頂きました。パノラマツアーの技術も細かい所では、日進月歩で進んでいます。
拘れば、拘るほど、新しいバージョンにアップデートがやり難いとかあります。

こちらのツアーも見返すと、(大きな要素は同じですが)今の作りとは異なっている点もあります。
万博を見据えながら新しいバージョンに入れ替える時が来るかもしれません。

一覧へ

MENU