Works導入事例

バーチャル工場見学ツアー|中農製作所さま

バーチャルツアー(VRツアー)のアレコレ編が続いていますが~
今回も趣向を変えて、”バーチャルツアーで、こんなことができるの?”編をお届けいたしますね

同じバーチャルツアー(VRツアー)の広い範囲で書こうと思いますが、あくまで、happyPanoでは!ということでお願いいたしますー

360°写真の合成や編集や加工

筆者は、これこそが、360°パノラマ写真を利用したバーチャルツアーの”醍醐味”だなーっと思っていたりします!

  • まずは、代表選手の晴れ加工かなー
    普通のスチール写真と異なり晴れ加工は難しいというか無理がで易いです
    綺麗に拘るとキリがないので、ある程度でとめないと1日かかります
    ここは、適材適所?に加工を留めるに限りますねー
    超高解像度の緻密な晴れ加工の依頼の時はゲーミングPC使っても2日近くかかりました
  • ボカシやモザイク
    これも腕がなります!
    際を攻めたり、微妙に見えてしまう時はモザイクにしてみるとかですね
    なるべく、”あ、見えなくしているのね”程度に抑えるようにしています
    不用意にボカし過ぎるとリアル感が減ってしまいますので・・・
  • 水平垂直の維持
    目が肥えて来ると、直ぐに分かってしまいます・・・
    “ん?何か傾いていない?”
    基本的には、ソフトウェア側で自動的に補正してくれている感じですが、100枚作ったら1枚くらいに何か嫌な感じが発生する感じでしょうかー
    これの補正も面倒なのですが、決まった時はスッキリします

その他、本来はないモノを入れ込んでみたりとか、ある程度はできます

360°写真の中に無いモノを入れ込む

専門的には、ホットスポットとかスポットとか言われたりするものですが、本来は無いモノを入れ込む方法があります
人・アニメ・動画・写真などですねー
(蛇足ながら、文字も当然いけますよー)

  • 人やモノやアニメ(キャラクター)
    これは、比較的簡単です
    背景を透過(PNGなど)にしてパノラマ写真の中に張り込むような感じで表示できます
    この方法が便利なのは、位置などが気に入らないときには直ぐに動かせるところです
    パノラマ写真の中に書き込んでしまったら、再編集になりますものね・・・
  • 普通の動画
    たとえば、プロジェクタースクリーンや大型TVを、パノラマ写真の風景として写し込むことで、あたかも、その中で表示されている動画風に・・・とかできます
    フィット感は薄れますが、YoutubeやVimeoも表示させることができます
    これも、簡単ですー
  • グリーンバック動画
    一昔前のTVや映画で使われていた手法ですが、人肌にはないといわれるグリーンを背景にした上で、グリーンを透過させると人だけが浮かび上がる投影ですね
    作り込みによっては、わおー!という感じで仕上がるかもです
    少々、手間がかかります
    (そもそも、撮影に手間暇かかりますー)

“パノラマ写真の中にある感じで”っというのがミソですね
パノラマ写真を回転させると、投影させたものも回転して行きます

なので、きっちりと見せたい写真や動画は・・・

パノラマ写真の表側に出て来たように表示

(前項からの続き)
っとするわけです

Web屋さんでは、”ポップアップ”と呼ばれる表現ですね
表示させるアレコレは独自のコードですが、表示させる内容はHTMLそのものです
(CSSとかJSとかになると、できないっぽいのもあります)

  • イメージ写真や動画を見せたいとき
    ポップアップ表示なので違和感なく、普通のホームページを見る感じで表示できます
  • 他のウェブサイト
    もちろん、インラインフレーム(iframe)の表示ができます
    少し使い難いところもありますが、基本的にGoogleMapや自社ホームページを表示させることができます
    バーチャルツアー側をSSLで運用している場合、非SSLのWeb読み込みはエラーになりますので注意ですね(Webの制約)
  • 普通のHTMLで文字や写真などなど
    正直、得意な分野ではありません(こだわる場合はWeb屋さんの方がいいのを作れると思います)
    癖がありますが、そこを紐解きながら制作して行く感じですねー

この辺は、ホームページと同じような感じなので、「あ、そうなんですねー」という感じが多いと思います

もちろん!そのほかも!

3Dの流れも来ています
3Dのモデルを表示させることもできるのですが、たとえば、裏側を見たい時には、パノラマ写真で表現するなら、裏側に移動した位置からの撮影定点となります
こうなってくると、3Dモデルを置く空間自体を3Dで制作して360°写真で出力した方が見栄えが整います
3Dになると、ファイルサイズが大きくなりがちなので、Web経由表示でスムーズな初期表示が難しいのがWebVRの辛いところですねー
(ローカルで見るなら、まだ、耐えられることもある・・・)

もちろん、3Dを見せる簡単な方法は、3Dの表示サイト(いくつかあります)をインラインフレームで引っ張って来ることですね

この記事を書いている間にも、新しい何かができるようになっているかもしれないワクワク感がたまりません!
知人に、”で、バーチャルツアーで、こんなことができるの?”と聞かれたとき、”え?何をしたいの?普通の方が思いつくことは、一通りかなー?”という一見、曖昧なお応えしかできない理由は、ここにあります


っというわけで、前置きが長くなってしまいましたが、「中濃製作所さまのバーチャルツアー概要」にはいらせて頂きますね

ポイント:

  • ツアーデザイン
    VREXPOのデザイン初期型です
  • 構内の写真補正
    もちろん、いつも通り?に、リアル×美しくの補正のみー
    アイキャッチのお部屋は、本当に、明るい工場?作業場?でビックリしました!
    ほか、食堂も広くておしゃれな感じでしたよー

中濃製作所といえば・・・
洗浄小町

いや・・・
お伺いするまで筆者も知りませんでした
<(_ _)>
つい、覚えてしまうネーミングですね

元)営業の筆者的な感覚ですが、何かひっかかる機械?装置?なので、恐らく・・・、
「あ、ちょうど、こんなのが欲しかったんだけど、無いと思っていたんだよ!」っという会社様はいらっしゃると思います!


happyPanoは、別プロダクトの主要コンテンツとしてもVRやバーチャルツアー(パノラマツアー)を制作しています。
一番大きいのは、VREXPOです。

▶ LINK: https://vrexpo.jp

エムピーストラテジ(happyPano運営)が、2020年からはじめたプロジェクトです。
お陰様で、2025大阪関西万博へ出展させて頂ける運びとなっております。
https://vrexpo.jp/pressroom/2024/06/11/osaka-kansai-expo-osaka-pavilion-exhibition-information/

パノラマツアーの制作では、町工場向けをどうするのか?っという部分の試作的な要素から入らせて頂きました。パノラマツアーの技術も細かい所では、日進月歩で進んでいます。
拘れば、拘るほど、新しいバージョンにアップデートがやり難いとかあります。

こちらのツアーも見返すと、(大きな要素は同じですが)今の作りとは異なっている点もあります。
万博を見据えながら新しいバージョンに入れ替える時が来るかもしれません。

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