Works導入事例

バーチャル工場見学ツアー|ダイプラさま

バーチャルツアー(VRツアー)のアレコレ編が続いていますが、今回は、「バーチャルツアー(VRツアー)を、”プロとして作ってみたい”けど、たちまち、何があればできるの?(自作できるのん?)」について、書かせて頂こうと思います!

前回に続いて、今回は、「ソフトウェア編」です!

Hugin か PT Gui

多分、360°パノラマ写真でバーチャルツアーを作りたい!
有名なバーチャルツアーの名前は・・・
そう!Googleストリートビュー(屋内版)ですねー

なので、バーチャルツアーのプロになりたい!っと思った方なら、この2っのソフトウェアを調べたことがある方は、非常に多いと思います!
ちなみに、2017年夏だったかなー?の頃には、kolorだっけ?GoProに買われてしまいましたが、AutoPanoだっけ?の有名なソフトウェアがありましたね!

  • Hugin
    何てたって無料!でも、これで挫折しちゃう人も多い気もします!
    筆者もはじめての頃、試していましたが、そもそも、基本的なコツが分からんしー
    Huginで、うまくできなくても気にしなくていいと思います
    ただ、露出合成とかするとき、Huginの色はいいですよ(無料とは思えないです)
    ただし、パノラマ化の処理に時間がかかり過ぎる・・・
    フリーなので、やむ得ないところでしょうねー
  • PT Gui
    言わずと知れた、恐らくは、世界で最も有名なパノラマに合成するソフトウェア
    Pro版は、ちょっと高いのですが優先エリアを設けることができます
    プロ版のこの機能、不思議なもので最初は使う-慣れたら気に入らなくなる(理由はあります)-極めて来ると、また、便利になるっという感じです
    まぁー、Pro版買っておけば最初から楽だと思います!
    ところが、筆者的には、色がHuginに比べると気に入りませんねー
    パノラマ化への処理は、GPUも使えるので速いですー

時々かなー?見かけるのですが、デジイチで撮ったのに間違いない光芒が出ているのに、何だかアレ?な360°写真があります
多分、PT Guiの出力をそのまま使っているか、PT Guiの余計な機能を混ぜてしまっているかですー

ちなみに、筆者が選ぶなら、パノラマ化の処理が速い面も含めると、PT Gui 一択です

GIMP・Photoshop・秘密のエッセンス

最初に、すみませんー
秘密のエッセンスは、企業秘密です!
ただ、多分、国内で動かせる環境を、今も保持している人は少ないでしょうー
っというくらい古いのですが、いいものがあったんです
多分ですが、Googleストリートビュー(当時は、Googleインドアビュー)のツールをGoogleが提供していた時代に、バックで使っていたんじゃないのかなー?とか思えるような魔法のツールですw
も含めて、ここはアレ!的な感じで使います

  • GIMP
    超有名な無料ソフトウェアですねー
    Photoshopで十分とか言われてしまいますが、筆者は、GIMPを愛用しています
    ポイントが2っあります
    1っ目は、ちょっとした処理には、こっちの方が直ぐに編集が終わる
    2っ目は、確実なボカシやモザイク処理には、こっちの方が長けていると思う部分があります
  • Photoshop
    GIMPがあるのに?とか思われるかもしれませんね!
    実は、ちょっとした処理の8割ほどは、GIMPで終わりますし、GIMPの方が慣れもあるので速いです
    Photoshopは、非常に、勿体ない使い方をしています
    主に、これじゃないとーと使うのは2っだけです
    1っ目は、晴れ加工(AIで空と地上を分けてくれるの便利ですよね、ちょっと、気に入らないけどー)
    2っ目は、三脚部分を撮らない場合のAIによる補正処理です
    前章でも書かせて頂きましたが、APS-C+円周魚眼では、あえて真下を撮らないことでパノラマ合成時の品質安定と撮影時間の短縮が見込まれるので、三脚部部は撮らないことが圧倒数です

でね、、、三脚隠し部分を撮るのか?どうか?が、本当に、最近は微妙ですよねー
もともと、光の入り方が違うので普通に合成しても細かな調整をしないと変な色合いになることが多いです
外とかなら、割と安定するのですよねー(太陽って偉大です!)

ここに、出て来たのが、PhotoshopのAIです
最初のβバージョン(ビジネス利用不可の時代)は、なかなか変だったのですが、今は、ほぼ、問題ないくらいの生成で候補が上がって来ますね
ただ、これは、筆者の仕事をPhotoshopが学習して、筆者向けの仕様で生成や候補を出しているかもしれません
いや、多分、これは、よく使う感じを学習して、個々向けに生成されている気がしてなりませんがー

とにかく、便利な時代です
360°パノラマ写真は、Photoshopでいう3D扱いになりますが、どうやっているか?は、簡単なことなので、せっかく、プロ仕様を目指されているなら、大量に調べてみてくださいね!
紹介されている記事が多いPhotoshopの機能だけだと、逆に、時間がかかり過ぎて嫌になりますー

あとは、使いこなしと日々の学び!

中途半端な知識なら、たかが360°パノラマ写真です
そこから、いろいろと学びを得て、舐めたらアカンなー360°写真に進化して行くと思いますー

スチール写真は、構図やトリミングや間接光などを見ながら瞬時に、いい体制に持ち込む必要があるのですが、360°パノラマ写真では、全体を写す必要があるので、そこは簡単と言えます

半面、パノラマ写真の編集作業は、データ容量も大きいですし、明るさなどを整えるのも、それなりの感覚が必要になります
見所だけ綺麗だったらOKっというわけではないんですよねー
見る人は、上も下も見ると思いますので、ブランディングやご予算に応じた編集が必要になる場合があります
逆に、軽めでも差し支えがない編集作業は楽々なんですよねー
(慣れていたら・・・)

筆者も未だに、気づきがあったり、違うテストをしてみたりと、かれこれ、5年以上は研究?暇つぶし?を続けています
ここで書かせて頂いている内容なんて、古くて基本的な内容がほとんどです
プロなら、普通に”今更、何書いてるんだ?コイツ?”というレベルです
(自分で書いていて、読んでみたら、そう思う・・・涙)

それでも、ヨーロッパの美術館とか、お城とかのバーチャルツアーを見ると、時々、”いや、絶対、普通に撮ってないだろう!?”とか、謎なリアリティーと美しさを持った作品を見かけるので、生きている間に、ちょっとは追い付きたいなーとか思っています


っというわけで、前置きが長くなってしまいましたが、「ダイプラさまのバーチャルツアー概要」にはいらせて頂きますね

ポイント:

  • ツアーデザイン
    VREXPOのデザイン2号機型です
  • 構内の写真補正
    もちろん、いつも通り?に、リアル×美しくの補正のみです
    っと申しますか、今回ご紹介する工場さまは、そのまま、めちゃキレイでしたが・・・

ダイプラさまでは、お取引の際の営業ツール・紹介ツールとして便利にご活用頂いているみたいです!
まるでカフェのような、打合せスペースは・・・
お邪魔させて頂いた時に、もう、圧巻でした
企業ロゴもカラフルでお洒落ですね!

そして、ホームページの中に、「小さくとも一流企業」のお言葉があります
完全週休二日制
残業時間は、ほぼ0
有給休暇取得も非常に高く、一番の驚きは、工場なのに何時でも有給OKという制度を実践しているというところです

まー、労働法的には、有給は何時でもOKなんでしょうが・・・
事業主は労働者が指定した日を必ず認めなければならないという法ではなかった記憶がります-

それを、ホンキで実践できる制度?体制?を組織として考えて、実際に働いている人が使えているのが、ダイプラさんの凄いところですよねー


happyPanoは、別プロダクトの主要コンテンツとしてもVRやバーチャルツアー(パノラマツアー)を制作しています。
一番大きいのは、VREXPOです。

▶ LINK: https://vrexpo.jp

エムピーストラテジ(happyPano運営)が、2020年からはじめたプロジェクトです。
お陰様で、2025大阪関西万博へ出展させて頂ける運びとなっております。
https://vrexpo.jp/pressroom/2024/06/11/osaka-kansai-expo-osaka-pavilion-exhibition-information/

パノラマツアーの制作では、町工場向けをどうするのか?っという部分の試作的な要素から入らせて頂きました。パノラマツアーの技術も細かい所では、日進月歩で進んでいます。
拘れば、拘るほど、新しいバージョンにアップデートがやり難いとかあります。

こちらのツアーも見返すと、(大きな要素は同じですが)今の作りとは異なっている点もあります。
万博を見据えながら新しいバージョンに入れ替える時が来るかもしれません。

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