Works導入事例

バーチャル工場見学ツアー|大隅自動車商会さま

バーチャルツアー(VRツアー)のアレコレ編が続いていますが~
今回は、「VRゴーグルいらないよねー論」に、「そんなことないよー論」を被せてみたいと思います!

バーチャルツアーに利用している360°写真の中に入った感じで見ることができます
(あくまで、定点視野です)

ほぼ、「え?それだけ?」とか「うーん、必要かなぁ?」という感じですよねー
【見て頂くまでは】

筆者的には、それぞれのメリットがあるので、機会がございましたら・・・
VRゴーグルも視聴体感頂けたらーと思います

VRゴーグルだけの見晴らし・没入感

もう、ひとえに、この一言で8割超えです!

筆者は、もう、何度も見ていますので飽きるというか、頭に映像が浮かんでしまうのですが、最初は、衝撃の一言でした
まぢぃ?っという感じ
カルチャーショックの一言

ある意味、某アトラクション以上のリアリティーを感じます
その現場の写真が表示されるわけでして、CGでは再現が難しい領域があるからだと思います
CG系もいろいろと見ていますが、やっぱり、リアル系とCG系は趣は変えた方がいいのかなー?と、最近、思い始めています
(以前は、その内、全部CGでいいんじゃない?とか思ったことがある)

VRゴーグルだから音に敏感になってしまう

これは、意外な感覚です
視覚を覆われることで、これほどまでに、音に敏感になるとは・・・
全く想定外でした

例えば、BGMや、環境音、動画の再生音などが、すんなりと頭というか、耳に入って来るのですね

企業研修に使える理由が分かります
真面目に、眼を開いているだけで、別世界ですものね
しかも、右を向いても・左を向いても邪魔をするものはありません

メタバース空間で複数人でワイワイとやるのも楽しいかもしれませんが、一人称でガイドを流しながらだと、マイペース(自分ファースト)で進めることができます
今時の若年者層向けの研修なら、こっち側かもしれませんねー

VRゴーグル×360°写真ならリアルを保ちながら、そこに行ける!

デモで、よく使うのは、桜の通り抜け上空のドローン映像と、お寺で撮った映像です
(日本人にも外国人にもいいのかなー?っと)

ドローンの映像をVRゴーグルで見て頂くと、「ワッ!」という反応を頂けることが多くて楽しいです
定点撮影のVRなので、歩いて頂くことはできませんが、逆に、それが安全材料になります
回転椅子にでも腰かけて頂くと、ぐるりと風景をお楽しみ頂けます

身内では、随分とこなれて来た感じがありますが、世の中、まだまだ、今、見れるなら覗いてみようかな?という興味を持って頂ける方は多い感じがしています

VRゴーグル視聴で譲れないこと!

実は、VRゴーグル投影の映像自体は超高精細な映像は不要です
たとえば、4Kレベルが視野角60°くらいで見れたら、いい感じでしょうか?
(詳しい説明は読んでいませんー)

なので、手短なワンショット360°カメラでもVRゴーグルで視聴するための”解像度”スペックは持っているんですね

で、難しいのは、動画だと映像自体の荒さは目立たず楽しめるのですが、静止画になった途端に、これは・・・VRゴーグルで見るの疲れるなぁ~という感じになってしまいます
最新最強スペックのワンショット360°カメラは試していませんが・・・

うーん、何というのでしょうか?
普段、眼にしない色だからでしょうか?
テストをする気が失せます・・・

実は、Insta360 Pro2(めちゃ高い専用カメラ)で見てみても、同じ感じ(多少はマシな感じ?)です
このカメラだけが簡易に撮ることができる3D 360° VRがあるのですが、リアル感より臨場感に感動です
じゃ~、キレイなのか?と問われると、そこは、高額な機材にも関わらず、ごにょごにょですねー
臨場感を演出されたい時には、この機材じゃないとできないことですし、ピッタリだと思います

動画もVRゴーグルで見るなら、微妙なブレや、視差反映ができない、体感が追い付かないので酔う確率があがります

アトラクションでは、動画を流しながら、搭乗している乗り物を揺らしたり、体制を傾けたり、減速・加速を同期させているので、酔う人は少ないんですよねー

かと言って、定点の動画は、やっぱり、荒いのが目立ちます・・・

という実体験から、VRツアーは、「360°静止画」を主体に、どうしても360°動画が必要な部分に絞って「定点の360°動画」をミックスさせる方が、視聴者にとって楽に、楽しめる媒体になるのではないかと考えます

ビジネス活用でVRゴーグルの視聴を前提とした場合、基本的に動く動画はNGかと考えます
ジェットコースターとか宇宙船とか全く想像がつかない映像なら、驚いている間に終わりますが、例えば、ゲームで同じような動く映像を見ていると、その内、酔ってしまいますねw

そして、静止画だと、バーチャルツアー(パソコンやスマートフォン表示)以上に、映像品質(色や諧調など)と写真品質(垂直・水平の保持)が求められます
結局、キレイで高品質な360°写真だけが活用できるわけで・・・、
ここは譲れませんね

VRゴーグルの研修用途や企業紹介の制作を考えておられましたら、ぜひ、ご留意くださいね!


っというわけで、前置きが長くなってしまいましたが、「大隅自動車商会さまのバーチャルツアー概要」にはいらせて頂きますね

ポイント:

  • ツアーデザイン
    VREXPOのデザイン初期型です
  • 構内の写真補正
    もちろん、いつも通り?に、リアル×美しくの補正のみです
    解体中のトラックのフレームに乗って撮影させて頂けたり、梯子を上って撮影させて頂けたり、ちょっぴり冒険ですねー

さて、みなさんの「トラック」のイメージはいかがでしょうか?
何だか、とてもイカツイ方が出て来たり、ガタイの大きい人が出て来たりとか・・・
小さな工場もそうですが、イメージと異なることが多々あります

大隅自動車商会の社長さまのお人柄は、ホントに、こちらが恐縮しまくるくらいでした
何かと、従業員さんにお声掛けをされていたのが記憶に残ります
根っから、従業員のことを気にかけていらっしゃる感じも伺えます
あ、どこの現場へ入っても同じ感じはありますが特にですー

え?自動車じゃなくて、中古のトラック部品の会社があるの!?が、筆者の第一印象です
町を歩いていても、あちこち走っていても、そんな会社を見かけた記憶はありません
きっと、ここまでの会社にするのは、市場参入・購入される方への認知度アップを含め、めちゃくちゃ大変だったと思います


happyPanoは、別プロダクトの主要コンテンツとしてもVRやバーチャルツアー(パノラマツアー)を制作しています。
一番大きいのは、VREXPOです。

▶ LINK: https://vrexpo.jp

エムピーストラテジ(happyPano運営)が、2020年からはじめたプロジェクトです。
お陰様で、2025大阪関西万博へ出展させて頂ける運びとなっております。
https://vrexpo.jp/pressroom/2024/06/11/osaka-kansai-expo-osaka-pavilion-exhibition-information/

パノラマツアーの制作では、町工場向けをどうするのか?っという部分の試作的な要素から入らせて頂きました。パノラマツアーの技術も細かい所では、日進月歩で進んでいます。
拘れば、拘るほど、新しいバージョンにアップデートがやり難いとかあります。

こちらのツアーも見返すと、(大きな要素は同じですが)今の作りとは異なっている点もあります。
万博を見据えながら新しいバージョンに入れ替える時が来るかもしれません。

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